一人暮らしを始めてからたまに部屋に花を置くようになりました。
一人暮らしをしたら置いてみたかったからで、花を置くことを覚えてる時は定期的に買うし忘れてる時は2ヶ月くらいずっと置かない、くらいの熱量と頻度で。
私は朝起きたらまずうがいして水を一杯飲むのですが、前に花を置いてる時、起きて自分のことをするより先にお花の水を交換した時があって、その後なんとなくあれは愛だったな、とぼんやり思ったことが、あったわけで…
で、(で、)
ポケモンの最新映画を見ました。
ポケモンとの関係は、
私は平成2年生まれで小学生の時兄のゲームボーイでポケモン赤をやり込み、その後ゲームボーイカラーを年の離れた姉に買ってもらい、近所の川崎亜里沙のポケモン金を借りてやり込みました。
川崎亜里沙はクソで、早く四天王戦をやりたいからそこまでやって欲しいと依頼してきたのがきっかけで借りました。
結局私がハマりすぎて四天王戦も全部やってしまい、その頃には彼女の四天王戦やりたい熱も無くなってたので、ただ私が人のカセットで全クリした感じです。
人生で1番やったゲームがポケモン金だと思います。
ポケモン金の大好きなところは夕方18時になるとちゃんと夜の世界になり外が暗くなるところです。
18時ちょい前に何かの建物に入って、18時過ぎに建物を出ると暗くなってるんです。
それが大好きで、未だに私生活でもあっという間に外が暗くなった時はポケモン金銀かよ!というユーモア発言をして相手のキョトン顔を引き出します。
あとキキョウシティのBGM。
世界で1番好きなゲーム音です。
ずっと聞いていたいから要もないのにこの街に滞在してました。
高校に入って小中学生の時何のゲーム好きだった?みたいなことで盛り上がったら、久しぶりにポケモン金をやりたくなるも、金のカセットを持ってないことに気づいたんです。ありちゃん(川崎亜里沙)のだったので。
買えばよかったのですが、今もなお仲の良いギャルの妹がポケキチで、妹がポケモン銀持ってるから貸してやるよと言ってくれ、それを借り高校時代ポケモン銀をやり込みました。
ポケモン銀のカセットは未だに私が持っています。(10年強借り続け中)
ゲームボーイカラー以降のゲーム機は持ってないのとポケモン金銀が頂点にして最高、他はどうでもいいという当時から頑固老害マインドがあったので、それ以降のソフトはやってません。
赤金銀崇拝者となるも、映像コンテンツにはあまり触れてきませんでした。
ミュウツーの逆襲をリアルタイムで映画館で見て、エンディングの小林幸子の8cmシングルCDを所持してるという事実があるのみで記憶は皆無。
見終わった後に母親にミュウツーの似顔絵を描いてもらったらうますぎてポケモン描いてる人なんだって勘違いしたことしか記憶になく、そのまま大人になりました。
ポケモンショックだっけ?のアニメもリアタイで見てたけど元気に育ち大人になりました。
3年前くらいもちろんアプリゲームのポケモンGOはハマり、地元の友達北村さんに深夜車を出してもらい夜中のお台場でポケモン狩りをしたこともあります。
仕事の休憩中に近くに期間限定ピカチュウが発生し、採りに行って大幅に休憩時間を取り後輩を困らせたこともあります。
ポケモンアニメのこのシーンが有名、ここがマジ良い、とかいうので断片的に色々摂取してしまってたんですよねここ数年。
去年何かの映画を見てる時に予告で流れた劇場版ポケットモンスターココ、ポケモンに育てられた人間、ココ!と紹介された瞬間(いやサン)(はちゃめちゃもののけ姫)(まじか)(サトシにサンは救えるかってこと?)(黙れ小僧)とか思ったんだけど、2020年夏公開!てあって
ふ〜ん絶対見て〜と思いました。
コロナの影響であれよあれよと公開時期が延び、森の中のさわやかで涼しげでまさしく夏!なビジュアルの映画がクリスマス公開に。
それでも年内に公開されてよかったよね、の気持ち。
キッズとオタクへのクリスマスプレゼント。
年末の休み、27日くらいかな。
人と予定を合わせ会うことのしてたのですが別にやることは決めておらず、何となく前日にそういえばポケモン見に行く?って聞いて、良い時間あればいくか〜くらいのノリでチェック、お、あいてんじゃんじゃ〜予約。
当日も映画始まる1時間前くらいに家を出て行くゆるさだったのですが、気軽に見に行って死にました。
泣きすぎて頭が痛くなってしまって、そのあとはしばらくはしんどくて、具合が悪くなってしまい最悪でした。
も〜〜〜ね〜〜〜〜
森で捨てられていた人間の赤ちゃんを1匹のザルードが見つけて、あれよあれよで拾ってしまうけどその森のザルード達の掟として人間を入れちゃいけないってのがあって、そのザルードは赤ちゃんを見捨てられなくてザルードの仲間の輪から飛び出して人間と2人で生きてくんだよね。
ザルード宣材写真
そしてココと名付けられた人間は自分もザルードだと信じて生きていくんだけど、とうちゃんザルードと同じような技は出来ないし
なによりとうちゃんザルードが自分は父親としてちゃんと出来てるかとかなんかそういう自我が生まれるっていうか
あ〜〜〜
説明タリ〜〜〜〜
とりあえずポケモンが人間の子供を自分の子供だと強く思って育てる心、両親を失い森に捨てられてるところをポケモンに拾われ育てられ、自分もポケモンだと信じ生きてきた少年がサトシとピカチュウと出会い、自分が人間でありポケモンではないことを知り、とうちゃんザルードにどうして黙ってたんだ!となるも、最終的に俺はとうちゃんザルードの子供!人間でありポケモンだ!となること
これは本当にすごかったですね。
そして敵に森を襲われ、とうちゃんザルードの命が危機に陥った時、ココの親を2度も失わさせない!的なことをサトシが言って、敵と戦うんですよ
はちゃめちゃに泣きましたね
敵対していた人間とポケモンが最後は協力し合い、一緒に森を復活させようってなるのよ
もののけ姫です。
だからこのままサトシのことは好きだけど人間のことは嫌いだってサン(ココ)が言って、別々に、けど共に生きよう。ってなるのかと思ったら
ココは、自分は人間でありポケモン!人間とポケモンの架け橋になりたい!そのための旅に出る!といって
その村を出るんだよね
そしてとうちゃんザルードは盛大に背中を押す、さすが俺の息子よ!という
令和版もののけ姫でした。
ちゅごい。
涙腺がバグったのでエンディングの木村カエラの曲でもまたヴォイ泣きし、全国のキッズが描いたであろう下手くそな絵たちにも涙が止まりませんでした。
自分が子供で、描いた絵がポケモンの映画のエンディングに使われる想像をしてまた泣きました。(よく泣く)
は〜
Amazonプライムでポケモン映画大放出されてるので、これを機に4つほど見ました。
まずルカリオ。
今は亡き主に裏切られたと勘違いして人間を信じなくなってしまったルカリオが、サトシとピカチュウを通じて人間を信じていって、ルカリオは遣えてる気持ちで主を慕っていたけど、主は主従関係ではなく大切な友として思っていたこと、ルカリオを守るためのやむを得ない行動として起きていた事件の事実を知り、ルカリオの心は溶け…
て感じなんだけど…
ルカリオはピカチュウと離れ離れになってしまったサトシに、お前はいつかピカチュウを捨てると言うのよ
けどサトシは絶対に捨てない!ピカチュウは大事な友達だ!といって
ルカリオにつっかかって2人河川敷を転げて川に落ちて笑ったんだけど
サトシがピカチュウと仲良くなった馴れ初めを話すのね
ピカチュウは全然懐いてくれなかったんだけど、オニスズメに襲われた時に2人で協力してその場をなんとかしのいで
そこからピカチュウは俺を信じてるし、俺もピカチュウを信じてるって
多分そこのシーン1分くらいだったと思うけどはちゃめちゃ泣いてしまって(泣きがち)
いやもうサトシとピカチュウBLじゃんて
あとねロケット団のコジロウが、人間は邪魔者だと認識する森みたいなところで(人間ってマジ邪魔者だよな)マグマみたいなうねうねに襲われた時、ポケモンは邪魔者じゃないから何も害を受けないんだけど
うねうねに襲われたと時とっさにお前は逃げろ!チリーン!ていって
モンスターボールからチリーンとか言う風鈴ダジャレポケモンを逃すんだよね
それで自分は消えちゃうって言うかどっかにいっちゃうの
さりげないシーンだったけど、めちゃくちゃ泣いてしまった(すぐ泣く)
違う映画レックウザでも、幼少期のトラウマからポケモンのことは好きだけど怖くてポケモンを触らなくなってしまった男の子がいて
どんなにポケモンに好かれてるとわかってこっちも好きだと思っても触ることができなくて、サトシも無理しなくていい!そのうちまた触れるようになるって!みたいになってて
クライマックスで敵に襲われポケモンが高いところから落ちてしまった時、その主人公の男の子は何も考えず咄嗟に動いて自分も高いところから落ちてまでそのポケモンをつかんで抱えて、抱えてってか抱きしめて一緒に落ちるんですよね
触れなかったのに〜〜
あ〜〜ん(オカマ)
あとみんなの物語!
これは結構最近のやつぽくて、サトシの顔がネオサトシのやつ。
こ〜れはすごかったな〜
てかちゃんと時代に沿ってるんだよねポケモン。
本当にすごいと思う。
みんなの物語というサブタイトルも天才だと思った。
ポケモンを通じて、ポケモンがきっかけでみんな少しずつ大丈夫になってくのに、優しすぎて泣いてしまって(ずっと泣いてる)
すごいよな〜
これを大人がキッズのために(だけじゃないけど)作ってるんだぁと思うと、その全てが愛だと思いました。
ポケモン作品には一貫して他者との共存と愛があるな〜それが全てなんだよな〜とここ最近ずっと思ってました。
その上でずっと思ってる気持ちも色濃く痛感しました。
人間は死んだほうがいい。
この星のために。